最後の時の問題

人生はいつか終わりを迎えます。結婚をしていると家族がいるので終わりをみとってもらえることが多くなります。少し前の話ですが下のような結婚しないと孤独な悲惨な最期を迎えそうな話もありました。

結婚しないと孤独死する!?

しかし本当にそうでしょうか。結婚をしている人にはしている人の最後の問題があります。夫婦一緒に最後の時を迎えることは難しいのでどちらかが先に旅立つことになります。残されたほうは独身者と同じように孤独な最期を迎えます。最愛の相手を看取ったほうはその悲しみの中晩年を過ごさなければいけないのです。子供がいるじゃないかという声が聞こえてきそうですが、核家族化が進んだ今日では両親との同居を選ばない家族も多くいます。老後には子供に面倒を見てもらおうと思っていたら厄介者扱いで当てが外れたなんてこともありえます。

結婚しているのか独身なのかに関わらず人は最後は一人です。その現実には向き合わなければいけません。悲惨な孤独死をさけるためには結婚しているかしていないかではなく、一人で生活できるだけの体力と健康を維持していくことに尽きると言えるでしょう。また、家族だけでなく地域とのかかわりをしっかりと持つことも重要です。そう考えるとまず毎日の食生活、適度な運動を心がけ、周囲とコミュニケーションをとっていくいたって普通のことこそが良い最後の時を迎えるためには必要なのだとわかってきます。