性格の不一致はなぜ起こるのか?

夫婦の離婚原因のNo1に輝く「性格の不一致」は、結婚後にお互いの性格が合わないことに気付いて起こります。しかし、結婚をしたとたんに相手の性格が変わるとは考えにくいでしょう。それでは、なぜ多くの男女は性格の不一致に気づかないで結婚をしてしまうのでしょうか。

結婚後は夫婦で共同生活をスタートさせますが、共同生活ではお互いの生活習慣の違いがはっきりと出てきます。これが結婚後に性格の不一致に気づく原因の一つでしょう。異なる生活を送っていた男女が一つ屋根の下、新生活をはじめるのですからお互いに違いがあるのは当たり前です。ここから離婚へ進む男女と結婚生活を楽しめる男女の違いは、お互いの相互理解ができるかという点によって分かれてきます。

共同生活をはじめたあとに性格の不一致に気づくのには、結婚する前は相手が自分の本性を隠している場合もあります。この場合には、相手の本性を結婚前に見破らないといけないので大変です。八方美人のように誰にでも笑顔を振りまき、いい顔をしているような人は、その笑顔の下に別の本性を隠しているのかもしれないので気をつけましょう。

離婚理由となる「性格の不一致」ですが、そもそも男女は考え方が異なりますし、人間は異なる性格や特徴をもった異性に惹かれるようにできているので、結婚後に「性格の不一致」が起こるのは当たり前のことなのです。
相手とバランスをとりながら生活する共同生活を楽しむ余裕がない自己意識が強すぎる人は、結婚生活の継続は苦痛の連続でしかないので結婚しない選択肢のほうが人生を楽しめるのかもしれません。