結婚はギャンブルなのか?人生そのものが冒険である

結婚することはギャンブルのようなものという人がいます。ギャンブルとは、賭事、博打(ばくち)、勝負事のことですが、結婚に関してのギャンブルの意味は、うまくいくかどうかわからない危険性のあることへの挑戦といった意味合いが強いといえるでしょう。

結婚してみないとわからないことはたくさんあり、お互いの一生を左右する影響があるのが結婚といえるので、結婚はギャンブルといってもいいと思います。しかし、そもそも結婚だけでなく、人生そのものがギャンブルのような冒険であるといえるでしょう。

安定しているといわれる会社でさえ、いつ何があるかはわかりません。大会社に勤めるという選択をした人は、稼ぎはそこそこでも安全な選択肢に自分の人生を賭けていると言えるのです。そんな大会社でさえ、世界的なパンデミックの影響でどう転ぶかわからなくなってきています。安定、安全などというものは存在せず、すべてはたまたま運よくことが運んでいるのに過ぎないのです。

グローバル化の世界を夢見て航空会社へ就職した若者が、自分の仕事が数年後になくなる可能性を想像できていたのでしょうか。難しかったでしょう。独学でプログラムを学びフリーランスの道を選んだ人は、虐げられていたかもしれませんが、コロナ禍の中でもステイホームで安定した仕事を得ているかもしれません。

結婚というギャンブルもまた蓋を開けてみなければわからないものです。唯一言えることといえば、結婚がギャンブルであるならば、絶対に負けない方法として結婚を選択しないという道も残されているということです。